ネットワークスペシャリスト 合格 対策

ネットワークスペシャリスト試験の資格情報をまとめています。


推奨する勉強方法

キッズ

実のところ、私はこの試験を3回連続落ちつづけています。ネックとなっているのは、午後の問題です。昨年は、8月下旬から試験までおよそ2ヶ月間、(100時間程度)勉強しましたが、午後Iをクリアすることはできませんでした。

インターネットで合格体験談を検索すれば、「この試験は100時間程度勉強すれば受かる」との意見もちらほら。さらには、1週間程度の学習で合格したとのつわものもいるようです。
他の人に比べて私だけ頭が悪いのでしょうか?正直、合格発表以来しばらくへこんでしまいました。

今年の受験は止めておこうと思っていたのですが、ここで止めるとこれまで勉強に費やしていた時間が無駄になってしまうと思いなおし、心機一転、これまでの勉強方法を見直し、やり方を変えてチャレンジしていこうと考えています。

どんな方法が良いのか一番ベストなのかは分かりませんが、去年までと同じ勉強方法では合格できないのは確かです。

そこで、これまでの勉強方法の反省点を踏まえて、今後の勉強方法について考えてみます。

これまでの学習方法:
 1.過去問を3年分3回程解いていた。
 2.インターネットで、TCP/IPの基礎知識を勉強していた。
 3.通勤時間にテキストを読んでいた。
 4.テキストをノートにまとめていた。

時間をかけて問題を解くことを目標にしていたきがします。過去問を解くときも、解答が合っていたかどうかだけをチェックするだけで、解説などには深くは言及していませんでした。その結果、過去問の答えをほとんど覚えてしまい、効果の薄い勉強方法だったと思います。

これまでの反省を踏まえた推奨する勉強方法をリンク先にまとめていますので、勉強方法に悩んでいる方は参考にしてください。

ネットワークスペシャリス試験とは?

パソコン



情報処理技術者とは、経済産業省が「情報処理の促進に関する法律」に基づいて「知識および技能」を有する者に与える資格です。

大学によっては、資格取得者に対する科目の単位認定制度を採用しているところもありますし、また、企業によっては取得者に対して報奨金のでるところもありますので、取得を目指している方は、一度確認してみるのがよいと思います。


この業界では、資格よりも実務重視という風潮がありますが、取得しておいて困ることはないハズです。実際、先日、会社を退社した現在就職活動中の友人は、資格がないと書類審査も通りづらいと話していました。


体力と時間のあるうちに資格取得を目指して勉強をはじめませんか?

難易度は?

ビジネス


難易度     ★★★★☆
合格率     10%
所要学習時間 100時間
試験日 2009年10月18日

ネットワークスペシャリスト試験は、高度に区分される試験で、試験要綱において、技術レベル4(高度知識レベル)が要求されるもので、大変難易度の高い試験となっています。そのため、資格保有者に対する社会的評価も高いです。

受験するための年齢制限や学歴、実務経験などの受験資格はありませんので、努力次第で誰でも入手できる資格です。



IPAのページには、役に立つ情報がありますのでご一読ください。
●出題範囲
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver1_1.pdf

●過去問題
問題、解答例、配点割合、採点好評がダウンロードできます。
公式ページからは、H16〜H20年まで入手できます。また、H18から採点好評が掲載されるようになりましたので、参考にしてください。
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hani_sukil.html#mondai_kaito

●諸注意
マークミス・記入ミスに注意
http://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_20090419.html

受験のメリットは?

合格すると、他の国家試験の受験科目が免除になったり、特定の金融機関においてローン金利が優遇されます。

●優遇制度
 ・中小企業診断士試験
 ・弁理士試験
 ・教員採用選考試験
 ・警視庁の募集するコンピュータ犯罪捜査官の応募資格
 ・金融機関におけるローン金利優遇
 ・学校における優遇制度
  入試優遇制度を実施している学校 258 校
  単位認定制度を実施している学校  77 校

試験内容は?


ネットワークスペシャリストとして期待される技術水準(情報処理推進機構より抜粋)

(1)ネットワーク技術・ネットワークサービスの動向を広く見通し、目的に応じて適用可能な技術・サービスを選択できる。
(2)企業・組織、又は個別アプリケーションの要求を的確に理解し、ネットワークシステムの要求仕様を作成できる。
(3)要求仕様に関連するモデリングなどの設計技法、プロトコル技術、信頼性設計、セキュリティ技術、ネットワークサービス、コストなどを評価して、最適な論理設計・物理設計ができる。
(4)ネットワーク関連企業(通信事業者、ベンダ、工事業者など)を活用して、ネットワークシステムの構築・運用ができる。

情報システム基盤の要求定義、企画、開発および運用において中心的な役割を果たす人材育成を目的としています。

試験は毎年秋に行われ、午前試験は多肢選択式、午後試験は記述式の構成となります。

午前I 9:30〜10:20 (50分)
     共通問題(四択) 30問出題 30問解答
午前II 10:50〜11:30 (40分)
     専門問題(四択) 25問出題 25問解答
午後I 12:30〜14:00 (90分)
     記述式 3問出題 2問解答
午後II 14:30〜16:30 (120分)
     記述式 2問出題 1問解答


なお、午前I試験は、以下の条件を満たす場合申請すれば免除となります。
(1) 免除申請対象者
@ 平成20 年度のソフトウェア開発技術者試験,システムアナリスト試験,プロジェクトマネージャ試験又はアプリケーションエンジニア試験の合格者で,平成21 年度秋期の高度試験の一部(午前T試験)免除を希望する者。
A 平成21 年度春期の応用情報技術者試験,高度試験(プロジェクトマネージャ試験,データベーススペシャリスト試験,エンベデッドシステムスペシャリスト試験,情報セキュリティスペシャリスト試験,システム監査技術者試験)の合格者で,平成21 年度秋期の高度試験の一部(午前T試験)免除を希望する者。
B 平成21 年度春期の高度試験の午前T通過者で,平成21 年度秋期の高度試験の一部(午前T試験)免除を希望する者。
(IPAより抜粋)


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